ISCCとは、持続可能性および炭素に関する国際認証であり、ISCC PLUS認証は、EU域外で生産され、全世界に販売されるマスバランス方式で製造されたバイオマス原料や再生原料等（以下、持続可能原料）の製品をサプライチェーン上で管理・担保するための認証制度です。

弊社は、持続可能な製品の国際的な認証制度の一つである ISCC PLUS（International Sustainability and Carbon Certification） 認証を2022年11月に取得しました。本認証取得により、持続可能な原料をマスバランス方式注によって割り当てたISCC PLUS 認証製品の取り扱いを開始いたしました。このISCC PLUS 認証を取得することにより、EU域外を含む全世界のISCC PLUS認証製品の取り扱いが可能となりました。弊社は取引先ごとに温室効果ガスの排出削減量を証明するための正式なSD（Sustainability Declaration）を発行することも可能となり、今後はPerstorp社製原料に限らず、ISCC PLUS認証を受けた原材料の提供を拡大していくことで、顧客のサプライチェーンにおける温室効果ガス排出量削減をさらにサポートしていきます。

製造工程において、持続可能な特性を持った原料（例:バイオマス由来原料）と持続可能でない原料（例:石油由来原料）を混合して製品を製造する場合に、持続可能な原料の投入量に応じて、製品の一部に持続可能性を割り当てる手法です。

弊社の取引先であるPerstorp社製の環境配慮型樹脂原料は、化石由来製品と化学的に同一でありながら、その原材料は再生可能あるいはリサイクル可能なものに由来しています。この環境配慮型樹脂原料は、ISCC PLUS認証 （国際持続可能性カーボン認証）を取得しています。