バイオマス

地球環境のこれからを考える

角徳は、サスティナブルな原料を供給

 

地球温暖化、海洋プラスチックごみでの海洋汚染など、地球環境問題は益々、深刻化し、国連を始め世界各国が、サスティナビリティ(広く環境・社会・経済の3つの観点から世の中を持続可能にしていく考え方)のもとにさまざまな取り組みを推進しています。その中で注目されているのが「バイオマス」です。

「バイオ=生物資源」「マス=量」を示し、再生可能な、動植物由来の有機性資源で、化石資源を除いたものを意味します。石油などのように使えば枯渇するものではなく、自然界のサイクルで循環している限り、枯渇することのないエネルギーや資源となります。

植物由来のバイオマスは、成長過程でCO2を吸収しているため、廃棄での焼却でCO2を排出したとしても、全体として吸収分を排出分と差し引いて、一般的には差し引きゼロであると考えられています(カーボンニュートラル)。

角徳の取り組み①:バイオマス由来原料

印刷(食品包装材)業界では、印刷基材やインキなど材料全般において、環境への負荷低減を重要視した製品が増えています。コンビニエンスストアの包装材インクもバイオマスインクに変わりつつあります。このような市場動向に対して、当社もサスティナビリティの観点から業界に対して、植物由来成分からなる材料を積極的に使用したインキ原材料を率先して紹介しています。

そもそもバイオマスとは?

バイオマス

角徳の取り組み②:バイオプラスチック(生分解性)原料

当社では、ポリ乳酸、ポリエステルポリオール等のバイオプラスチック(生分解性)原料を取り扱っています。

バイオプラスチックとは、植物などの生物由来原料からつくられ、石油からつくられるプラスチックの代替品として注目されています。自然界で生分解性を維持し、耐久性、通気性にも優れています。

海洋プラスチックごみの削減や廃棄物の減容化に貢献することから、レジ袋、食品パッケージや包装フィルム、繊維製品、農業用フィルムか医療用途まで、さまざまな業界がバイオプラスチックを採用しつつあり、当社では、環境に優しい製品を求める市場の需要に応えています。

バイオマスプラスチック循環サイクル

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